くましろちかこ 議員活動日記

石狩市議としての議員活動の記録や、日々の日記です。

厚田区・浜益区のこれからのこと

皆さん、こんばんは。

南北に長ーい石狩市(北は増毛町、南は小樽市と隣接)ですが、

本日は、厚田「区」・浜益「区」が令和7年度末をもって

なくなってしまうというお話です。

※「区」という名称がなくなるという意味です

 

厚田村浜益村石狩市と合併したのは、平成17年の10月。

もう、18年目を迎えます。

当時合併するべきか否かを問う住民投票がそれぞれで行われたと伺っています。

合併後、厚田区浜益区には、地域自治区として

それぞれに「地域協議会」と支所が置かれました。

そこで、市が策定するさまざまな厚田区浜益区に関わる計画を審議したり、

それぞれが活用できるまちつぐり基金から独自の事業を行うなど、

両区の課題解決のために地域が主体となる協議体が設けられていました。

 

合併する最大のメリットとされていたのが、『合併特例債』という7割が普通交付税に戻ってくる

有利な起債(借金)を利用した事業を行えることで、

この18年で学校の耐震化や児童館の建設費など多くの事業に活用されてきました。

 

この合併特例債の活用は、当初10年とされていましたが、

東日本大震災熊本地震を機に5年さらに5年と延長になり、

このたび再延長とはならず令和7年度末をもって終了となる見込みであり、

それに伴い地域自治区制度も同時に終了となるという話です。

 

昨日は、厚田の地域協議会が行われ、地域自治区としては最後の15名の第10期地域協議会のメンバーが、加藤市長より「今後の厚田地域のあり方」

について諮問を受けました。

 

企画経済部厚田区浜益区担当課長より、地域自治区制度が終わると

どんなことが変わるのか、どんなことを検討していくのか

地域のことを決める協議体はどうするか、

支所の役割はどのようなことを残すのか、など具体的に説明がなされました。

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いつも傍聴していて思うのは、石狩市は今の厚田区浜益区の状況を

どう評価しているのかなぁということです。

住民が多く居住する旧石狩地域には整っている子育てや高齢者の

公共サービスが、厚田区浜益区では実施されていないことも多く

今後の公共サービス格差を全て地域住民組織が担うというのは

難しい話です。

石狩市として、厚田・浜益と合併後の評価、そして課題、取り組みを

どうすすめていくのかがなければ、地域住民も何をどこまで望めるのか

わからないのではないでしょうか。

 

9月の定例議会では、同僚議員の質問で初めて

浜益国保診療所の体制を変更する考えが地域住民に対して

説明されていることを知りました。

複数会場で沢山の不安や批判の声があがっていたと伺っています。

新たな診療方針の趣旨は以下です。

・・・・・・・

「医師の働き方改革」が令和6年(2024)年4月から働き方改革関連法の適用となることをきっかけに、市では診療所の新しい診療方針として、診療所医師の長時間にわたる勤務及び待機時間の解消のため、6床ある病床を令和6年3月末で廃止するとともに、人材(看護師)の活用により在宅医療を強化し、在宅での処置や療養が可能となる訪問看護を実施します。これにより、住み慣れた地域や住まいで尊厳ある自立した生活ができるよう、浜益区における持続可能な地域医療の提供を目指します。

・・・・・・・・

これまで浜益で行われてきた救急の夜間診療・病床での入院対応が

なされなくなることは他の地域の病院まで1時間以上かかる浜益区民にとって

安心して暮らすことが難しくなる大きな方針転換です。

この件につきましては、現在パブリックコメントを実施しています。

ご意見提出をご検討ください。

www.city.ishikari.hokkaido.jp

 

厚田区浜益区の区民の皆様が、安心して暮らせる地域をどのように持続させていくか。

大前提として地域住民との合意形成のために石狩市にはしっかりと向きあってもらい、納得のいく形で次の段階に進められるよう議論を促していきたいと考えています。

 

皆様も、どうぞ厚田区浜益区のこれからについてご意見をお聞かせください。

 

会派届の提出

今回の選挙のご報告も、総括もしないうちに

本日が会派届の提出日です。  

佐々木邦夫さんと会派結成を目指し活動を進めましたが、佐々木さんを20人の中に滑りこませることはできませんでした。

 

会派、会派、会派…

議会交渉は全て2人以上の会派を結成し、その会長が会派会長に出席できます。

そして、議会運営に関わる決定機関である議会運営委員会と、会派からの一名が委員となるとされています。

 

この会派というもの、そもそもが、政治的な考え方を同じくするグループであるため、選挙の時は無所属だった方達も、あれよあれよと、自民党会派に所属され、それ以外の方は同じ政党の仲間と会派を結成するという流れになります。

 

私は、というとどこの政党や団体からも支持を受けていない単なる一市民ですので、今回、無所属で当選された若い男性にお声をかけましたが撃沈、他の会派から一緒にやらないかと声をかけられるわけもなく、本日ひとり無所属という会派結成の届け(会派じゃないのに)を出すにあたっております。

 

今回、子供の未来に「やさしい社会」をつなぐ市民プロジェクトという名前で、たくさんの市民の方々とつながりながら、石狩市をどんな町にしていきたいか、今後の取り組みのスタートとなるつながりを持つことができました。

 

その理念を引き継ぐ会派名

「やさしい社会」をつくる市民の会

といたしました。

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そして、また4年間、無所属の声を届けるための要望が始まります。

来週から、議長以下の役職、常任委員会、外部委員などを決める議会人事が、会派会長のみで構成される交渉会で行われます。

私自身も3期目ということもあり、しっかりと議会運営に関わっていけるよう、このような要望をしたところです。

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4年間が始まりましたね。

気が遠くなるような毎日ですが、元気に通学する高校生に「がんばれよっ!」と声をかけられて、つい「おうよ!」と答える朝の時間。

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ラーメン屋さん「きちりん」近くにある、蓄電池らしきコンテナ。

これは一体なんでしょう…?

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なんとか、ストレスを食に向けないよう、体を動かしながら、心に風通しよく、進んでいきたいと思っております。

皆様も、良い1日を。

茨戸川で転落事故

15日夕方、石狩市茨戸川に転落し、意識不明の重体となっている男子中学生は、川に落ちたボールを拾おうとして溺れたとみられています。警察や消防によりますと当時、Aさんは河川敷で数人の友人とサッカーをしていて、川に落ちたボールを拾おうとして川の中に入りました。 鈴木皓太記者 「柵の高さは地上からおよそ60センチで、子どもでも身を乗り出せそうな高さです」  Aさんは、急に深くなった川底に落ちて溺れたとみられています。近くには注意を促す看板もありました。 散歩中の男性 「(川底は)傾斜になっているから最初の1歩2歩くらいだったらそんなに深くはないはず、それ以降はたぶん深い」 「河川敷は階段を下りていったほうで、バーベキューをしている人もいるし、子どもたちも集まっている」  子どもも集まる河川敷で起きた事故。警察が当時の状況を詳しく調べています。

Yahooニュースより

 

事故に遭った中学生と知り合いの方より、悲痛の声が届いています。 

どうしてそんなことになってしまったのか。

二度とそのようなことが起こらないようにしてほしいと。

 

隣に芝生のサスイシリ公園があり、そこからボールが転がったのかと思っていましたが、子どもたちは河川敷の、平たくなったところでサッカーをしていたとのこと。

なぜ、こんなところで…という気持ちも湧きますが、子どもは、思いもよらないことをするものですよね。河川敷でのボール遊びは、絶対やめよう。

 

この茨戸川を管理する札幌河川事務所に、状況を聞くと、この茨戸川はもともと親水河川として、地域の人が親しみやすい川としての護岸を進めているとのこと。川底が深く危険だという注意喚起の看板はすでに全域に立てており、この低い柵自体に何かするという考えは今のところないとのこと。しかし、警察からは何かしらの対応を求められており、学校を通じた子ども一人ひとりへの注意喚起を行うとのことでしたが、せめてこの間にネットを貼ってはいかが、保護者の方々の悲痛の声をお伝えしました。

今後、二度とこのようなことが起こらないよう、河川事務所、石狩市の対応をしっかり注視して、お伝えします。

 

心より、事故に遭われた方の回復をお祈りします。

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走り抜けた1ヶ月半

この私たちの選挙を支えてくださった

たくさんの市民ボランティアの皆さん

私たちの訴えを受け止めてくださった

市民の皆さん、本当にありがとうございました。

無事に、ケガも事故もなく終えられたのが

まずは何よりうれしいです。

明日は投票日です。

初挑戦、石狩の自然を守るささき邦夫さん、

3期目挑戦の地域の支え合いに取り組む

ましろ知花子に、ぜひ皆様の大事な1票を託してください!

 

 

 

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いよいよ石狩市の選挙が始まります

石狩市の市長・市議会選挙日程は、

明日、5月7日は告示日。投票日は、14日。

1週間の選挙期間となっております。

明日からの期間は、できるかぎり多くの市民の方に、

名前と顔を認識してもらい、

「この人になら託せるな」という気持ちになってもらう期間です。

できる限り、わかりやすい言葉でおひとりおひとりに

伝えられるような取り組みを行いたいと考えています、。

 

初日7日(日)と13日(土)は、音を出せるのは8時~20時、

平日は18時までです。

1時~3時の時間は、赤ちゃんのお昼寝時間が多いので

保育園近くは避けます。

また、その時間帯の道営・市営住宅や音が反響する住宅街での

大音量の街宣はせず、交通量の多い道路やスーパー前で手振りや

街宣をしたいと思います。

 

明日は、初日ですので市内全体をご挨拶しに伺います。

午後からは、厚田にも参上させていただきます。

八幡、虹が原、緑ケ原、聚富、生振、親船の皆さんにご挨拶後

本拠地の花川東、緑苑台で終了を予定しています。

 

1週間の長期間となります。市民の皆様にとってより身近な存在となれるよう

しっかりと取り組みたいと思います。

なにかお気付きになったことがありましたら、くましろ・佐々木共同の

携帯電話までご連絡をお願いいたします。

090-9753-3226

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本日は厚田区へ

いつも厚田に来ると、ワクワクします。

何度来ても観光客気分。

それは海と空が想像の1.5倍くらい広いからなのではないでしょうか。

ウワー!っとなります。

本日は共に活動しています佐々木邦夫さんとともに、お世話になった皆様に活動報告をお持ちしました。

妹尾豆腐店は、知る人ぞ知る、みんな大好きなかなか購入できないパリパリお揚げと、濃厚なおとうふ。

お店を切り盛りするお母さんに、この味をなんとか残してほしいですとお伝えすると、「ちょっときたような人にこの仕事はできないのよ、休みもなくほんとに大変、私たちの親はすごかったわ。なんとかやれるところまではやりたいけどね」とのこと。

道の駅で販売できるようになり、店頭の仕事が減ったためだいぶ楽にはなったとのことですが、厚田に行く理由のひとつである、妹尾さんのお揚げ&おとうふは、本当に幸せな味です。

ほかにもたくさんの人と、お話しすることができました。

厚田と浜益の活気は、石狩市のエネルギーです。

たくさんの風力発電で、新たな人の移住が阻害されてしまうことを心配に思います。

 

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4月7日本日は雨の入学式

おはようございます。

本日から、市内小中学校は始業式と、入学式の学校が多いです🏫

緑苑台小学校前で、共に活動中のささき邦夫さんと、朝のご挨拶。

 

若いご夫婦の間をピカピカの一年生が

真新しいランドセルを背負って初登校。

親御さんにとっては、ここまで大きく育ったことが

とても喜ばしい日なんでしょうね。 

いろんな家庭環境のいろんな子どもがいることにも、思いを馳せながら。

 

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