茨戸川で転落事故
15日夕方、石狩市の茨戸川に転落し、意識不明の重体となっている男子中学生は、川に落ちたボールを拾おうとして溺れたとみられています。警察や消防によりますと当時、Aさんは河川敷で数人の友人とサッカーをしていて、川に落ちたボールを拾おうとして川の中に入りました。 鈴木皓太記者 「柵の高さは地上からおよそ60センチで、子どもでも身を乗り出せそうな高さです」 Aさんは、急に深くなった川底に落ちて溺れたとみられています。近くには注意を促す看板もありました。 散歩中の男性 「(川底は)傾斜になっているから最初の1歩2歩くらいだったらそんなに深くはないはず、それ以降はたぶん深い」 「河川敷は階段を下りていったほうで、バーベキューをしている人もいるし、子どもたちも集まっている」 子どもも集まる河川敷で起きた事故。警察が当時の状況を詳しく調べています。
Yahooニュースより
事故に遭った中学生と知り合いの方より、悲痛の声が届いています。
どうしてそんなことになってしまったのか。
二度とそのようなことが起こらないようにしてほしいと。
隣に芝生のサスイシリ公園があり、そこからボールが転がったのかと思っていましたが、子どもたちは河川敷の、平たくなったところでサッカーをしていたとのこと。
なぜ、こんなところで…という気持ちも湧きますが、子どもは、思いもよらないことをするものですよね。河川敷でのボール遊びは、絶対やめよう。
この茨戸川を管理する札幌河川事務所に、状況を聞くと、この茨戸川はもともと親水河川として、地域の人が親しみやすい川としての護岸を進めているとのこと。川底が深く危険だという注意喚起の看板はすでに全域に立てており、この低い柵自体に何かするという考えは今のところないとのこと。しかし、警察からは何かしらの対応を求められており、学校を通じた子ども一人ひとりへの注意喚起を行うとのことでしたが、せめてこの間にネットを貼ってはいかが、保護者の方々の悲痛の声をお伝えしました。
今後、二度とこのようなことが起こらないよう、河川事務所、石狩市の対応をしっかり注視して、お伝えします。
心より、事故に遭われた方の回復をお祈りします。